消費者の4分の3近くがアマゾンで処方薬を買いたい、その理由とは?

 

 

・オンライン薬局ピルパック(PillPack)の買収など、アマゾン(Amazon)はヘルスケア分野への参入に積極的だ。

 

・だが、そもそも消費者はアマゾンで薬を買いたいと考えているのだろうか? ドイツ銀行が最近行った調査によると、4分の3近くの人が「買いたい」と考えているようだ。

 

・消費者は、こうした薬をアマゾンが通常よりも安く提供するのではないかと期待している。

 

 

 

オンライン薬局ピルパックの買収は、ヘルスケア分野で存在感を増し、業界再編を狙うアマゾンにとって、同社が今後展開していくであろう数多くのサービスの中で”最初の一歩”となるだろう。

 

 

オンライン薬局の市場規模は3000億ドル(約33兆5600億円)とも言われ、アマゾンはピルパックを買収することでそのかなりのシェアを手に入れることになる。

 

 

だが、最初に答えておくべき大きな疑問がある。そもそも消費者はついてくるのだろうか?

 

 

顧客が使いたいと思わなければ、アマゾンにとってこの新サービスの買収は無駄になるかもしれないのだ。しかし、ドイツ銀行の最新調査によると、アマゾンの顧客の大半は、同社のこの新たな計画を歓迎しているようだ。

 

 

調査の結果、ひと月あたりに使用する薬の量にかかわらず、消費者の71%がアマゾンを通じて処方薬を買いたいと考えていることが分かった。この数字は、保険に加入しているプライム会員に限定すると85%に、保険に加入しているがプライム会員でない人に限定すると55%だった。

 

 

また、アマゾンを通じて薬を購入したいと考える人の割合は、年齢が上がるにつれ減少するようだ。それでも65歳以上の回答者の52%が、アマゾンで処方薬を買いたいと答えている。

 

 

ドイツ銀行によると、消費者は処方薬を通常よりも大幅に安く買えるかもしれないとアマゾンに期待しているという。

 

 

実店舗を展開する薬局の分野では、ドイツ銀行は、アマゾンがホールフーズ(Whole Foods)の店舗に薬局を導入することで、同社に2150億ドルのビジネスチャンスが生まれ、ドラッグストア大手CVSやウォルグリーン(Walgreen)に並ぶ可能性があると指摘する。

 

 

[原文:Nearly three-quarters of all consumers are willing to purchase prescription drugs through Amazon, as the e-commerce giant seeks to tap into a $300 billion market]

[引用:BUSINESS INSIDER JAPAN]

 

 

投稿者プロフィール

山田 貴弘
山田 貴弘
株式会社グローバルブランド 代表取締役
前職商社でアメリカ駐在をしメーカー商品の北米普及営業に携わる。
越境EC10年以上で現役Amazon、eBay、LAZADA、Alibaba、Cdiscountセラー。
独自開発したShipperMaker(越境EC物流システム)は海外物流システムとしてはアマゾン、アリババ唯一の公式プロバイダー。
オンライン販売だけでなく、オフライン販売や海外展示会出展、現地営業も行う。
現場情報、ノウハウを中心とした輸出セミナー講師として年間10回以上登壇(日本郵便、Fedex、楽天)。

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