損してるかも? 変わる関税率とHSコード

皆さんは関税率がどの段階で決定されるかご存知ですか?

関税率は輸出時ではなく、輸入時に対応する輸入国の通関士が決定します。

この事実をしっかりと把握しておかないと知らない間に損をしているかもしれません。

 

本記事では、関税率決定の仕組みや、勘違いしやすいポイントに関してご紹介していきたいと思います。

 

関税率はどこでどのように決まるのか

関税率は、HSコードによって決まります

HSコードは国によって異なるので、1つの商品に対し、HSコードは『出国時』と『入国時』の2回付与されます。

ここで問題となるのは、どちらのHSコードに対して関税率は決まるのか、と言う事です。

当然ですが、関税をかける理由は自国の商品を守るためなので、輸入国のHSコードで関税率が決まります

これが、前述した、

関税率は輸出時ではなく、輸入時に対応する輸入国の通関士が決定します。

の意味するところです。

 

注意! 関税率に関して多くの方が見落としているポイント

多くのAmazon輸出セラーの方が見落としている事に、HSコードは通関士によって変わると言う事です。

例えば、輸出時は『玩具のブーツ(クリスマスに飾るような)』としてHSコードが発行された物が、輸入時には『スノーブーツ』としてHSコードが発行されるケースがあります。

この場合、出荷した貨物には『玩具のブーツ(クリスマスに飾るような)』の関税率(0%)ではなく、『スノーブーツ』の関税率(20%)がかかってしまいます。

 

損しないためにやるべき事

このようなケースで損をしてしまうのは送り手の方です。

このようなケースではどう対処するために行う事はただ1つです。

輸入許可書を取り寄せる

輸入許可書を取り寄せる事で、配送した商品が異なるHSコードを発行されないようにします。

 

まとめ

越境ECではその名の通り、国境をまたぐのでルールが煩雑になりがちです。

だからと言って、出荷等を適当に行なっていると、知らない間に損失を出している可能性があるので、ルールに関してはしっかりとした知識を付けておきましょう。

投稿者プロフィール

山田 貴弘
山田 貴弘
株式会社グローバルブランド 代表取締役
前職商社でアメリカ駐在をしメーカー商品の北米普及営業に携わる。
越境EC10年以上で現役Amazon、eBay、LAZADA、Alibaba、Cdiscountセラー。
独自開発したShipperMaker(越境EC物流システム)は海外物流システムとしてはアマゾン、アリババ唯一の公式プロバイダー。
オンライン販売だけでなく、オフライン販売や海外展示会出展、現地営業も行う。
現場情報、ノウハウを中心とした輸出セミナー講師として年間10回以上登壇(日本郵便、Fedex、楽天)。

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