ツール解説

ChatGPT Images 2.5でAmazon画像を作る

Amazonの商品画像を作るたびに、構図を考えたり、背景を用意したり、何パターンも作り直したりして時間がかかっていませんか。

ChatGPT Images 2.5を使えば、文章や商品写真、ラフスケッチから画像を作り、「商品を少し大きく」「背景だけ変える」「右側に文字を入れる余白を作る」といった修正を、ChatGPTとの会話だけで進められます。

特にAmazonの商品画像では、1枚の完成画像をAIに丸投げするよりも、構図案の作成→商品写真を使った背景生成→複数パターン作成→人による最終確認という流れで使うと便利です。

ChatGPT Images 2.5とは?

ChatGPT Images 2.5は、OpenAIが2026年9月8日に発表した画像生成・編集機能です。従来のImages 2.0と比べ、画像の細部、自然な照明や質感、参照画像の保持、編集精度などが改善されています。

  • 自然な光や質感の表現が向上
  • 参照した商品や人物の特徴を維持しやすくなった
  • 指定した部分だけを修正する精度が向上
  • 複数回編集しても構図や特徴を維持しやすい
  • Images 2.0比で画像生成の待ち時間を最大50%削減
  • Sketch、テンプレート、画像へのコメント編集に対応

商品写真、広告クリエイティブ、SNS画像など、何度も修正しながら完成形に近づける用途との相性がさらに良くなっています。

Amazon商品画像で特に便利になった5つのポイント

1.商品写真を参照したまま背景や構図を変更しやすい

Amazonの商品画像で生成AIを使うときに問題になりやすいのが、編集するたびに商品の形や色まで微妙に変わってしまうことです。

Images 2.5では参照画像の被写体を維持する能力が改善されているため、実際の商品写真をアップロードして、背景や照明、配置だけを変更するような作業がしやすくなっています。

ただし、完全に同じ商品を保証するものではありません。生成後は必ず実物写真と比較しましょう。

2.「ここだけ変える」という修正がしやすい

例えば完成した画像に対して、次のような修正を追加できます。

  • 商品を10%大きくする
  • 右側の余白だけ広げる
  • 背景を白からキッチンに変更する
  • 照明だけ明るくする
  • テーブルの色だけ変更する

最初からプロンプトを書き直す必要がなく、会話しながら調整できるため、複数案を比較する作業もかなり楽になります。

3.商品写真用テンプレートが使える

Images 2.5では、商品写真やポスターなどを作るためのテンプレートが追加されています。

海外メディアの実機レビューでは、Product photoテンプレートで商品写真をアップロードし、Clean Studio、Editorial、Lifestyle、Dramaticなどの方向性を選びながら画像を作成する使い方も紹介されています。

「どんなプロンプトを書けばいいか分からない」という初心者でも、ゼロから長い指示文を作る必要がなくなってきています。

4.Sketchで構図を絵で伝えられる

文章だけでは伝えにくい商品配置も、Sketchを使えば簡単な手描きのラフから指示できます。

例えば「商品は左下、使用シーンは右上、右側に説明文を入れる余白」といった構図をラフで描き、それをもとに画像を作成できます。

デザイナーに渡す前の構成案や、Amazonのサブ画像を企画するときにも使いやすい機能です。

5.画像を作って試すサイクルが速くなった

OpenAIによると、Images 2.5ではImages 2.0と比べて画像生成の待ち時間を最大50%削減しています。

商品画像では1枚を完璧に作るより、「背景A」「背景B」「使用シーンC」のように複数案を出して比較することが多いため、生成速度の改善は実務上かなり大きなポイントです。

Amazonでは「メイン画像」と「サブ画像」を分けて考える

ChatGPTでAmazon画像を作る場合、特に注意したいのがメイン画像です。

Amazonのメイン商品画像には、カテゴリーによる違いはありますが、一般的に次のようなルールがあります。

  • 実際に販売する商品を表示する
  • 背景は純白(RGB 255,255,255)
  • 商品が画像面積の85%以上を占める
  • 商品に含まれない付属品などを表示しない
  • 余計な文字、ロゴ、透かし、装飾を入れない
  • ズームを利用するには長辺1,000px以上が推奨される

そのため、メイン画像をゼロからAI生成するのではなく、実際の商品写真をベースに制作するのが安全です。

一方、サブ画像では使用シーン、背景、イメージカット、構成案などAIが活躍できる範囲が広くなります。

ChatGPT Images 2.5でAmazon商品画像を作る5ステップ

STEP1.まず実際の商品写真を用意する

可能であれば、スマートフォンやカメラで撮影した実際の商品写真をアップロードします。

商品形状、ラベル、ロゴ、素材、色など、絶対に変えてほしくない情報が分かる写真を使うのがポイントです。

STEP2.用途と構図を指定する

次に、何の画像を作るのかを明確にします。

  • Amazonのサブ画像
  • 正方形
  • 商品は中央
  • 清潔感のあるキッチン
  • 自然光
  • 右側に説明文用の余白
  • 画像内には文字を生成しない

「おしゃれにしてください」だけよりも、用途・構図・背景・光・変更禁止部分まで具体的に伝える方が安定します。

STEP3.最初のラフを作る

最初から完成画像を狙う必要はありません。

まずは背景や商品配置がイメージに近いラフを作り、その中から一番良い案を選びます。

STEP4.1回につき1か所ずつ修正する

OpenAIの画像プロンプトガイドでも、編集時には「変更する部分」と「維持する部分」を明確にし、1つずつ修正して確認する方法が推奨されています。

例えば次のように指示します。

  • 商品は一切変更せず、背景だけ白くしてください
  • 他は変更せず、商品を約10%大きくしてください
  • 商品と背景はそのままで、右側の余白だけ広げてください

一度に10個の変更を伝えるより、結果を確認しながら少しずつ修正した方が崩れにくくなります。

STEP5.実物と比較して人が最終確認する

最後は必ず実際の商品写真と比較します。

  • 商品の形
  • 縦横比や寸法感
  • ロゴ
  • ラベル
  • 付属品
  • 文字や数字

文字や価格、細かな説明は、必要に応じてCanvaなどで最後に追加すると管理しやすくなります。

そのまま使えるAmazon商品画像プロンプト

サブ画像・Lifestyle画像

「添付した実際の商品写真を参照して、米国Amazonの商品ページで使用するLifestyleサブ画像を作成してください。商品は中央付近に配置。自然光が入る清潔で現代的なキッチン。明るく自然な商品写真。正方形。画像内に文字は入れない。商品の形状、サイズ比率、ロゴ、ラベル、色、素材は参照画像から変更しないでください。」

文字を後から入れるサブ画像

「添付商品のAmazon用サブ画像を作成してください。商品は画像の左側40%に配置し、右側は説明文を後から追加できるようシンプルな余白を残してください。背景は明るい室内。商品そのものは変更しないでください。文字、ロゴ、アイコン、透かしは生成しないでください。」

背景だけ変更したい場合

「変更するのは背景だけです。添付した商品の形状、色、ラベル、ロゴ、材質、比率、向き、カメラアングルは変更しないでください。背景のみ、自然光の入る清潔なキッチンに変更してください。商品には一切手を加えないでください。」

うまく生成するプロンプトの5つのコツ

  1. 用途を書く:Amazonサブ画像、広告画像、SNS画像など。
  2. 構図を書く:中央、左寄せ、右側に余白など。
  3. 見た目を書く:自然光、白背景、マット、清潔感など。
  4. 変更してはいけない部分を書く:商品形状、ロゴ、色、ラベルなど。
  5. 不要なものを書く:余計な文字、透かし、ロゴ、追加商品など。

特に商品画像では「何を作ってほしいか」だけでなく、「何を変えてはいけないか」まで書くことが重要です。

生成AIの商品画像で注意したいこと

商品の形や仕様を勝手に変えていないか

Images 2.5では参照画像の保持性能が改善されていますが、完全ではありません。ボタンの位置、商品の厚み、ラベル、付属品など細かな部分が変化する可能性があります。

文字・数字・ロゴは必ず確認する

画像内の文字生成も改善されていますが、商品名、型番、容量、認証表示など、間違いが許されない情報は人が必ず確認してください。

存在しない機能や効果を画像で表現しない

見栄えを良くするために、実際の商品にはない機能、付属品、サイズ感、使用方法を生成すると購入者の誤解につながります。

生成AIを使ったかどうか以上に、実際に販売する商品を正確に表現しているかを優先しましょう。

API版はFlareとSunburstの2種類

大量の商品画像を自動生成したい事業者向けにはAPIも提供されています。

モデル特徴向いている用途
GPT-Image-2.5 Flare高速・日常的な画像生成向け大量生成、商品画像の案出し、SNS、試作
GPT-Image-2.5 Sunburst品質・編集精度重視商品画像、広告クリエイティブ、細かな編集

OpenAIは、通常は高速なFlareから試し、より高い精度が必要なワークフローではSunburstを検討する方法を案内しています。

APIでは画質をlow、medium、high、xhigh、maxなどから指定でき、正方形だけでなく横長・縦長・高解像度画像や透明背景にも対応しています。

料金と利用環境

ChatGPT Images 2.5は、2026年9月8日からChatGPT、ChatGPT Work、Codexの各プラン向けにデスクトップ、モバイル、Webで順次提供されています。アカウントによっては機能が表示されるタイミングに差が出る場合があります。

APIではGPT-Image-2.5 FlareとGPT-Image-2.5 Sunburstが提供されています。API料金は画像1枚あたりの固定料金ではなく、入力テキスト、参照画像、生成画像などのトークン量によって変わるため、最新料金をOpenAI公式ページで確認してください。

まとめ:ChatGPT Images 2.5は「画像を完成させるAI」より「画像制作を高速化するAI」と考える

ChatGPT Images 2.5は、Amazonの商品画像を完全自動で作るためだけのツールではありません。

実際の商品写真をベースに、構図を考えたり、使用シーンを作ったり、背景を比較したり、修正案を何パターンも作ったりする工程を大幅に短縮できる点が大きなメリットです。

特にAmazonでは、「実物の商品写真+ChatGPTで企画・背景・バリエーション作成+人による検品+Canva等で最終調整」という使い方が現実的です。

Images 2.5では編集精度や参照画像の保持性能が向上しているため、これまで以上に商品画像制作の補助ツールとして使いやすくなっています。

OpenAI公式:Introducing ChatGPT Images 2.5

GB越境EC事業部

株式会社グローバルブランド 越境EC事業部。テレ東WBS出演|日経1面掲載| 米国アマゾン評価10000件超。uk5000超。海外物流200万件突破。オンラインxオフライン。米国現地営業。グローバル商品開発。営業拠点:名古屋|東京|米国|英国。生産拠点 日本|米国。 越境ECの最新情報をお届けします!

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