【越境ECセラー必見】 海外発送 “丈夫な” ダンボール規格

追記:2018/9/12

先日の関西方面における台風や、北海道での地震により被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い再建をお祈り致します。

現在、先日の天災により、成田空港に貨物が集中している状態です。

そのような事態では、ダンボールの扱いが乱雑になってしまう事が考えられます。

そこで、今回改めて、海外配送’推奨’用のダンボールに関して再認識する必要があるのではないでしょうか。

海外発送用の丈夫なダンボールとは?!

海外発送用の丈夫なダンボールとは?!

海外配送用の丈夫なダンボールに変えるだけで、返送商品が少なくなるかもしれません。

皆さんは海外発送時のダンボールは何をお使いでしょうか?

海外発送を行う際は、海外配送に適したダンボールを使用しないと、商品がダメージを受けたり貨物が止まってしまう事で販売の機会を失ってしまいます

商品がダメージを受けてしまうと、せっかく配送した商品の返送に繋がりかねません。

そうならないためにも、本記事では海外配送’推奨’ダンボールと、NGなダンボールに関してご紹介していきたいと思います。

【Amazon FBA 納品不備の際に発生する手数料】などに関しては、こちらの記事をご覧下さい!

ご存知ですか? Amazon輸出 FBA 〜納品不備で余分な経費発生〜

海外配送”推奨” ダンボール規格

海外配送の際に利用する梱包資材は、配送者によって異なると思います。

今回はその中でも海外配送に適したダンボール資材についてご紹介したいと思います。

海外配送”推奨”ダンボール規格

・材質       K5K6

K5:3番目の強度のダンボール。古紙の少ない材質を使用しており、1平方メートル(1m×1m)あたり170gの用紙。

K6:2番目の強度のダンボール。上記と同じ材質で、1平方メートル(1m×1m)あたり210gの用紙

・ダブル

通常のダンボールにはシングル構造(一層)とダブル構造があり、ダブルはシングルを重ねた構造で、強度を優先する場合や重いものを梱包する際に使われます。

・ダンボールの厚さ 8mm(3mm+5mm)

これよりも強度の弱い素材だと、海外配送の際に商品が破損してしまう恐れがあるので、可能な限り上記規格のダンボールを使用することをお勧めします!

ダンボールの材質や強度についてより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ダンボール材質や強度について (new-pack.com)

また、資材だけではなく梱包方法も注意が必要です。

特に、新聞紙や、『プチプチ』等で段ボール内の隙間をできる限り無くすことはダメージを防ぐことに繋がります。

また、理想的な梱包方法に関して、以下記事に記載してあるので、よろしければご覧ください!

返送が半分以下に?! Amazon輸出 FBA倉庫配送時の外箱ラベル貼り方

海外配送 〜NGダンボール 5選〜

ここでは散見される海外配送NGなダンボールをご紹介したいと思います。

①段ボールの持ち手があるケース

力学的観点から、取っ手があるダンボールは強度的に弱くなるので海外配送には不適となります。

②国内配送用段ボールで送るケース(Amazonからくる段ボールなど)

国内配送用のダンボールは、海外配送用の2~3分の1なので強度的に不適です。

③テープが1点でしか止められていないケース

こちらも強度の面で不適となります。

④食品、化粧品の名前や連想するデザインのケース

(※もちろん武器等を連想するケースは言語道断)

このケースは他の場合と異なり、ダンボールの強度ではなく、食品が入っているのではないかと余分に疑われる可能性がある点で不適です。

 

⑤P.Pバンドで縛っているダンボール

ダンボールを補強するために使用されるP.Pバンド(以下画像参照)ですが、以下の理由で使用は推奨できません。

・容積重量が多く見積もられる可能性がある

・Amazonでは貨物の処理が全自動なので、P.Pバンドが途中で機械に引っかかる恐れがある

・P.Pバンドを持って貨物を処理された際に、貨物が痛む(または破損する)恐れがある

まとめ

海外発送 “推奨” ダンボール事情に関しては以上となります。

海外配送に適したダンボールを使用するだけで、返送や、それに関した余計な費用の発生を防ぐことができるので、この記事を参考にして正確な梱包を行えるようにしましょう!

Amazon輸出 FBA倉庫配送時の梱包方法に関しては、こちらをご覧ください!!

返送が半分以下に?! Amazon輸出 FBA倉庫配送時の外箱ラベル貼り方

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