連載シリーズ – 『グローバル偉人伝』 part1 FedEx創始者 フレッド・スミス

あなたならどうする!?

FedEx創始者の破天荒な起死回生劇~

 

皆さん、こんにちは!

グローバルブランド、カリフォルニア支店のMASAです。

このコラムでは世界のビジネスの偉人たちの軌跡をざっくりと考察し、そこから学び、自分達の日々の糧にする目的で連載していきます。

 

あなたならどうする!?

 

 

 

突然ですが、あなただったらこの状況下、どうしますか?

【置かれている状況】

1. 創業26ヶ月の会社が既に29億円の赤字

2. 数日後には倒産の危機

3. 銀行の残高はわずか50万円

この状況下、あまり選択肢はありませんね。

 

選択肢

A. 銀行に融資をたのむ (無理だと分かっていても)

B. 親族や知人に泣きつく

C. ラスベガスに飛んでカジノで一勝負する

 

普通は、A. もしくは B.ですよね?

ですがこの状況下、C. の選択肢をとって、会社の倒産危機をから起死回生した人物がいます。

それがこの人、フレッド・スミス

日本でもお馴染み、あの世界的物流会社、FedEx Corporation / フェデックスの創始者です。

世界3位の物流シェア!! すごいぜFedEx!!

創業: 1971

総売上: 4.7兆円 (2015)

従業員: 33万人(全米9位の規模)

国地域: 220

世界市場シェア: 3 (1 DHL2 UPS

 

スミス氏は1971年に、全世界への「翌日配達(夜間配送)サービスの提供」を目標に掲げ、私財4億円を元手に、90億円の融資を得て、FedExのビジネスを開始しました。

今では当たり前の翌日配送ですが、当時は飛行機を使ったこのサービスは非常に画期的

スミス氏はイエール大学時代の1962年に 、「コンピューター情報時代における、翌日配達サービス」という論文を発表しています。

先見の明がすごいですね。

というか1971年当時で私財4億円持ってるとか何者ですか。

 

創業間もなく直面する倒産の危機

しかし、ビジネスは順風満帆ではなく、創業から3年目に、倒産の危機に直面します。

その理由は、「原油価格の急激な高騰」

毎月1億円以上の赤字を出し続け、もうニッチもサッチもいきません。

このころには銀行も投資家も、どこも融資してくれない状況でした。

会社の口座には、わずか50万円

このままだと、来週月曜日の飛行機を飛ばせず、会社は倒産します。

そこでスミス氏がとった行動は、ラスベガスに飛び、50万円を全て、ブラックジャックに突っ込む。  嘘でしょ。。笑

でもこれが大当たり!

50万円が320万円になり、翌週月曜日の飛行機も無事に飛び立ち、もう数日生き残れることに。

でもこの数日で彼らは息を吹き返します。

それからスミス氏は、11億円の融資を取り付け、1976年には利益額3.6億円を初計上、その4年後には売上高で500億円を超えました。

いまやスミス氏の総資産は2,000億円以上。

人生何が起こるかわからないですね。

ラスベガスへ向かった当時を振り返り、スミス氏は記者にこう言い放ちました。

 

「どんな違いがあったと言うんだい?

原油会社へ払うお金がなければ、

僕らはどのみち飛び立てなかったのだから」

「What difference does it make?

Without the funds for the fuel companies,

we couldnt have flown anyway. 」

諦めない心

的確な判断力

実行する勇気

 

どれか一つでも欠けていたら、今日のエクスプレス便は無かった

最後まで諦めなかった、偉大な物流王に学ぶ。

投稿者プロフィール

山田 貴弘
山田 貴弘
株式会社グローバルブランド 代表取締役
前職商社でアメリカ駐在をしメーカー商品の北米普及営業に携わる。
越境EC10年以上で現役Amazon、eBay、LAZADA、Alibaba、Cdiscountセラー。
独自開発したShipperMaker(越境EC物流システム)は海外物流システムとしてはアマゾン、アリババ唯一の公式プロバイダー。
オンライン販売だけでなく、オフライン販売や海外展示会出展、現地営業も行う。
現場情報、ノウハウを中心とした輸出セミナー講師として年間10回以上登壇(日本郵便、Fedex、楽天)。

コメントを残す